2007年09月21日

「壊れ上手」な家電

 「”壊れ上手”な家電品をつくれ」というタイトルに目を引かれ、思わずクリックしてしまいました。そこには、次のように書かれていました。
<以下、引用>
 扇風機事故で世の中には「長持ち」をいさめる空気が強い。火災・死亡事故を起こした製品は製造時期が30年以上前。それなら事故が起きて当たり前という見方が支配的だ。
 しかし、「もったいない」精神で大事に使い続けたことを褒めもせず、被災者に責任ありとしてこの問題片づけていいのだろうか。事故は製品がなまじ動くから起きた。動かなかったら被災者も修理したり買い換えたりして事故に合わなかったに違いない。事故は製品が壊れ下手だったゆえに起きたと言えなくもない。
<引用終わり>

 この記事では、「…だから、“壊れ上手”な家電をつくるのが、最善の解決策である…という主張のようでした。(下記より引用)
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu/index.html
 これは、30年以上前に製造された三洋電機製の扇風機が発火し、2000年以降だけでも23件の火災が発生し、この8月の24件目の火災では足立区の夫婦2人が死亡した事故を受けて書かれたようです。
 初めは苦笑しながら読んでいたのですが、読み進むうちにだんだんと納得させられた次第です。
 実は我が家にも同社製で同じくらい古い扇風機があるのです。今年の夏は暑く、エアコンのない我が家ではこの扇風機に活躍してもらっていました。幸い、今のところ発火はしていませんが、他人事ではない気がしたのは言うまでもありません。

 「もったいない」という日本語は、ケニア出身のノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏が2年ほど前に、世界中に普及を呼びかけているとして話題となったことがあります。
 まさに我が家でも、「まだちゃんと動くから捨てるのは“もったいない”」との漠然とした思いがあり、使い続けていたわけです。
 しかし、この記事の“壊れ上手”という意味は、微妙に意味は異なるものの、マーケティングでいうところの「計画的陳腐化」に通じるものがあります。
 家電で、私には思い当たるフシがあります。某社製の家電は、質の高さでは世界的にも定評があり、私も幾種類か購入したことがありました。しかし、数年経つと自然と調子が悪くなり、想像していた時期よりも早めに買い換える必要に迫られました。
 あとで友人らに話すと「自分もそんな体験をした」とのこと。その割には、世間的にクレーム問題になったという噂を聞かないのが不思議でした。“壊れ上手”だったということなのでしょう。


posted by のほほん at 23:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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