2007年06月28日

挽肉偽装事件の影響

 6月20日から一斉に報道され出したミートホープ社によるこの事件は、あまりの酷さにコメントすらできないでおりました。それは今でも変わりませんが、今日は別な面でどうしても触れずにおれない事態を知り、そのことについて書こうと思います。
 ミートホープ社の件に関しては、消費者が被る影響はもちろんのこと、加ト吉グループや日本生協連、また北海道や農水省などが直接的な話題となっております。
 しかし、今日の話は、同じ食品加工業界とはいえ、食材の異なる水産物加工業者にも少なからず影響が現れ始めたというお話です。

 これは、今日、窓口に相談に来られた経営者から聞かされました。その社長は、これまでにも何度か窓口に来られており、私もその会社を訪問したこともある方で、お人柄や会社の状況も知っていて、信頼できる方でした。
 その社長が言うには、今回の事件で、「消費者や取引先が非常に神経質になっている」「これまでには一度もなかったのに、些細なことでクレームが来た」とのこと。極めつけは、「味が思ったほど美味しくなかったので返品したい」というものだったそうです。

 その会社の商品は、挽肉などのように素材の形状を変えてしまうような加工をしているわけではありません。もちろん防腐剤等の添加物は使用せず、消費期限は数日以内という表示を守って出荷されております。
 厳選した素材と独自製法により、味についても一般水準以上をキープしていると私は判断しております。そうしたこともあり、同社の商品は通常の1.5倍くらいの価格で販売されております。

 しかしながら今回の事件は、不幸にも同社のような会社の商品にまでもマイナスの影響を及ぼしております。
 今回の出来事から考えるに、これからの時代は「安心」が極めて重要なキーワードとなりそうです。
 誤解を恐れずに敢えて言うなら、「安全」よりも「安心」です。これは「食」に限ったことではありません。お金で「安全」は買えても、「安心」は買えない可能性があります。


posted by のほほん at 23:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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