2007年06月23日

格差社会と世界の貧困度

 “格差社会”ということが話題となっております。今夜のNHK総合テレビ“日本の、これから「納得してますか?あなたの働き方」”の中でも、取り上げられていました。
 これに関連して、興味深いデータを見つけました。以前にも引用させていただいたことのある、本川 裕 氏の「社会実情データ図録」による情報です。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4653.html

 ここでは、“貧しさのため、生活必需品が買えなかった経験の国際比較(2002年)”というものが示されていました。
 「過去1年に、十分なお金がないために“食料・医療・衣服”について買えなかったことがあったかどうか?」という質問に対して、「買えなかったことがあった」と答えた割合をグラフ化したものですが、日本では“食料”と“医療”が4%、“衣服”については5%でした。

 原資料は、Global Attitudes Projectという、44 カ国、約38,000 人を対象に、世界的に行なわれている世論調査のプロジェクトだそうです。
 主要先進国の中では、日本はダントツと言っても良いくらいの「好状況」で、三項目とも5%以下というのはほかにはありません。ドイツとフランスが“食料”と“医療”で5〜8%を示したものの、“衣服”については10%以上となっております。

 ロシアに至っては、三項目とも50%以上を示しており、終戦直後はともかく、今の日本人には想像もできないことだと思います。
 日本の場合は、「糖尿病の路上生活者がいる」とも言われているように、「お金がなくとも食べ物がある」とも言え、複雑な心境にさせられます。

 しかしこれは今世紀に入った時点の状況ですので、2007年時点で我が国の現状を調査しなおした場合は、もう少し結果は悪化している可能性があります。
 “格差社会”と騒がれている我が国が、これ以上貧困層を増やさないようにするにはどうしたらよいか、今、真剣に考える必要がありそうです。


posted by のほほん at 23:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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