2010年05月15日

簡単で難しく、大事なこと

 すっかり書くことから離れていました。忙しさもあり、そのままにしてあったのですが、たまたま当ブログの運営会社より「コメントが届いています」というお知らせがあり、自分のブログを開いてみました。コメント自体は、いわゆる「お呼びではない」ものだったため、表示・公開はしないこととしました。
ところで、ついでにアクセス状況を確認したところ、1年半近くも記事の更新をしていないにも関わらず、今でも毎日何件かのアクセスを頂いていることがわかり、驚きました。
そこで、最近感じていることを少しだけ書かせてもらおうと思った次第です。

 経営相談の窓口で相談を担当させていただいていると、色んな方が来られます。
この3月の話ですが、1年前に開業した方が久々に相談に来られました。その方は、アフリカへ輸出をする事業を立上げた方で、珍しいケースでもあり、私としても創業当時、それなりに力を入れてアドバイスをした記憶があります。
 今回の相談は、「開業して1年経つが、なかなか思うように事業が進まないのでどうしたらよいか」というものでした。私なりに色々アイデアを述べた後、ご本人に少しでも参考になればと思い、「似たようなものを別の国に輸出している人がいるので紹介しましょうか?」と提案しました。「是非お願いします」というので、別な件で知り合った貿易会社社長を紹介しました。また、「取扱い品も少し傾向を変えたい」という話もあり、「それらを入手するルートはないか?」と聞かれたので、これまた少しばかりあった心当たりの先を紹介しました。
 本来、公的相談窓口では、安易に取引先を紹介することはしておりません。下手をすれば競合関係が生じる場合もありますし、紹介された側も「むしろ迷惑」ということも大いにあり得るからです。紹介したあとうまくいかなくなって「責任をとってくれ」と言われても、もちろん責任をとれるわけでもないですし。したがって、私が個別に誰か(どこかの会社)を紹介する場合は、これまでの相談に来られていた経緯や、これまで培われた信頼関係を踏まえたうえで、あくまでも相談窓口の制度とは別に、個人的に紹介しているわけです。もちろん紹介される側にも事前に確認し、了解をとれた場合に限っております。

 さて、上記のように、その時の相談者には二人の方を紹介したわけですが、とっくに会って何がしかの話がなされ、場合によっては新たな事業展開の目途が見えてきたかもしれないのに、私には何の連絡もないのです。
 この例は、たまたま輸出を目指しておられる方の話ですが、ほかにも、紹介を受けた後の報告が無いケースが目につき、とても気になります。まさか「無料で気軽に相談できる窓口だから、好きなように利用すればよい」と考えている訳ではないと思いたいのですが、商売というのはお客様とはもちろんのこと、生産者・仕入先・物流業者・金融機関等々、関係者間に信用・信頼があって成り立っていることを理解しているのだろうかと気になるのです。
確かに、相談に乗った私は、直接その相談者の取引関係者の範囲には含まれません。しかし、自分一人ではクリアできない場面で誰かを紹介してもらったら、その結果を報告するといった、ごく基本的なことができなければ、その方は商売においてもどこかに同様の状況を引き起こしている可能性があります。
よく「報告・連絡・相談」と言われますが、そうした言わば「簡単」なことが、しかしきちんと行うのは「難しい」ものです。そして実はこれが商売上(に限りませんが)、成果を大きく左右するとても大事なことなのです。
しばらくぶりで書いたブログで、こなれないタイトルをつけてしまいましたが、最近感じていることを書かせていただきました。
posted by のほほん at 17:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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