2008年11月08日

何かが足りない・・・

 11月5日、前日に行なわれたアメリカ大統領選挙の結果が明らかとなりました。勝利したのはバラク・フセイン・オバマ上院議員(47歳)で、来年1月20日に黒人初の大統領として正式に就任する予定です。クリントン氏以来、民主党としては8年ぶりの政権奪還となります。オバマ氏は「Change」「Yes,We can」を合言葉に選挙選を戦い、20代〜30代の白人有権者からも過半数の支持を受けたようです。

1963年に、アメリカ公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある。いつの日にか、私の幼い4人の子供たちが、肌の色によってではなく、その人格によって評価される国に住めるようになることであろう。」とワシントンD.C.での行進の際に演説してから45年、まさにアメリカ史上に残る出来事といえます。

 そんな“大変化”に触発されたわけでもないでしょうが、「何かが足りない・・・」と相談に来られた経営者に会いました。
 約40年前に会社設立して以来、これまでほとんどお金の心配はしたことがなかったと言います。毎年ある程度売上は伸び続け、事業を拡大してこられました。色々お話を伺うと、それなりに時代を先取りして事業を変革してこられたことが分かりました。

 ところが、昨年の夏以降変化が出始め、秋口からは仕事が激減、その後、燃料高が追い討ちをかけるように襲いかかりました。この間、経験があり即戦力となりそうな営業マンを増員して業績アップに努めましたが、ほとんど機能しなかったとのこと。当然資金繰りは逼迫し、借入は膨らみました。
 社長の頭のなかでは、色々と打つ手は描けているようです。実際、そのうちのいくつかは実行に移しているのですが、今ひとつ「動いている」という「実感」が伴わないのだそうです。そして「イマイチ、何かが足りない・・・」と相談に来られたのでした。

 このような相談は、結構難しいものです。問題が見えていれば解決策も考えられますが、「何が問題か?」を発見できなければ、効果的な手は打てません。
 色々と、私の中では仮説を立てながら質問を繰り返したのですが、ほとんどのことはクリアされていました。
 最後に残ったのは、結局、「コミュニケーション」の類だと判明しました。「コミュニケーション」と言っても、いわゆる「報告・連絡・相談」についてはある程度できているのです。ですから、なおさら問題は見えにくくなっているわけです。

 私は、この「コミュニケーション」の“深(芯)部”に楔を打ち込む手法を提案しました。
 社長は、「そうだ、確かにこの部分が不足している。昔はできていた。いつの間にか、見失っていた」と言われました。とりあえず、私の診断は外れてはいなかったようです。しかし、まだ安心はできません。 社長は、早速会議で社内に説明し、具体的な取り組みをすることとなりました。1週間後に再度訪問する約束をしましたが、そのときに具体的な手ごたえのある状況が見受けられればいいなと期待しているところです。


posted by のほほん at 11:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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