2008年07月15日

環境問題の裏側

 北海道洞爺湖サミットは、地球温暖化問題に関し「2050年までに温暖化ガス排出量を50%削減する目標を全世界で共有するよう求める」として、9日に終了しました。これをどう評価するかは意見の分かれるところですが、残念ながら「大幅な前進」とは言えないでしょう。
 ところで“地球温暖化”は、いまや環境問題の中心的テーマとなっています。しかしその大きな原因が果たしてCO2によるものかどうかは怪しいという議論もあるようです。 
また、1週間ほど前の新聞(確か道新)で見かけたのですが、「ここ数年のデータでは、地球はむしろ冷却化している」などという情報もありました。

 そして今、たまたま『ほんとうの環境問題』池田清彦・養老孟司 著 新潮社 を読んでいるのですが、この本では「環境問題には流行がある」として、これまでに大気汚染(公害)、ゴミ問題、フロンガス、環境ホルモンなどが取り沙汰され、今は温暖化ガスを問題としているとの指摘がありました。
 確かに“フロンガスがオゾン層を破壊する”と騒がれた記憶が残っております。北海道上空のオゾン層がとくに危ないといった話もあり、個人的に気になった時期がありました。これも、ほんとうにフロンガスが主たる原因なのか怪しいといった論もあるようです。
 また、ペットボトルなどのリサイクルについても、異を唱えている人もおります。こうなってくると、「経済成長をすべて止めることが最善の策だ」といった笑えない理屈も出てきそうです。

 CO2を出さないために、クリーンエネルギーを利用しようということも盛んに言われています。今夜の某TV局の「報道ステーション」という番組でも、風力発電の話題が取り上げられていました。風車から300〜400m程度の地点で暮らしている人たちに健康被害が見受けられるとのことです。
 始末が悪いことに、皆がその影響を感じるわけではなく、個人差があるのだそうです。原因は風車が稼動したときに発する“低周波”とのことですが、有効な解決策は今のところなさそうです。

 ところで、先の『ほんとうの環境問題』で、なるほどと思ったことがありました。それは、「カラスが有機物の循環に役立っている」という説です。私は以前、子育て時期のカラスの巣の付近を気づかず散歩していて襲われた経験があるだけに、カラスは嫌な存在と感じていました。
 しかし、カラスは昼間、海辺などで有機物のゴミを漁り、夕方は山に戻って糞をすることによって有機物の循環に貢献しているのだそうです。これにより、例えば東京湾の富栄養化を防ぐことにも役立っているというのです。こうした視点はとても斬新に感じました。
 このように、環境問題の裏側、あるいは周辺には、さまざまな見方や意見があります。しかし、少なくとも地球にとっては、だんだんとよくない状態が進行しているのは確かなように思います。


posted by のほほん at 23:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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