2008年10月26日

ハプニング

 昨夜、(日にちが変わったので一昨日になりましたが・・・)知人と長期出張からの帰りに思わぬハプニングとなりました。
 夜7時頃、夕食を食べようとファミリーレストランの看板を見つけ駐車場に入って行ったところ、歩道から駐車場敷地に入るあたりで前輪が脱輪、動けなくなりました。
 何事かと思い車を降りてみると、なんと隣の敷地との境目あたりが掘られていて道に段差ができているではありませんか! そのファミレスの隣地が、建物が撤去され更地になっていたのですが、工事直後のせいか、駐車場に進入しようとするあたりには特に注意書きの看板や柵はありませんでした。

 車道からの進入路は、厳密にはその更地への入口にあたるようですが、車の進行方向からみて、通常であればそのファミレス駐車場への入り口としても自然な流れの位置にあり、夜暗くなっている中で、ファミレス駐車場入口を示すネオン看板を目印に進入するには当然の場所と思われました。
 FF車の前輪が両方とも脱輪し、いわゆる「腹がつかえた」状態になったため、多少押してもどうにもなりません。しかたなく、JAFのお世話になりました。

 それにしても、この責任は誰が負うのでしょうか?利用しようとした目当てのファミレス駐車場のメイン入口は、ほかにありました。ファミレスにしてみれば、更地となっている隣地への進入路との境に何らかの注意書き等を設置させるよう隣地の所有者に申し出るのもどうか?といった微妙な状況のようでした。
 道路そのものが陥没しているわけでなく、道路から私有地になった部分の段差であり、道路の管理者に責任があるとも言えないようです。

 その更地の所有者にしてみれば、確かに自分の土地への進入路にあたるとはいえ、建物が取り壊されて広い場所が更地になっているわけだから、関係者以外はそこへ進入する理由はなく、敢えてそこに侵入するなら、前方の段差に気づかないのは「“前方不注意”の運転ではないか」との主張もできそうな気がします。私有地部分で起きたトラブルですから、警察としては関知しない案件になりそうです。結局、レッカー代は「自分たちの損」となってしまいました。

 それにしても、納得いかない思いが残りましたので、そのファミレスの人に事情を話し、隣地の所有者が分かるなら教えてもらおうとしましたが、「わからない」との返事。しかし、そのファミレスにしても、このまま放置しておけば、また私たちと同様に脱輪する客が発生する可能性もあります。そのことを店の責任者らしき人に告げると、「自分達には関係ない」ような顔をされました。結局、そのファミレスで夕食をとる気もなくなり、別な店に行ったのでした。こんなところにも、客を逃がす要因が潜んでいます。いくらマニュアル対応のファミレスとはいえ、あの程度の人を責任者としておく店は発展しないだろうなと思わされたハプニングでした。
posted by のほほん at 01:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

牛の耐用年数(その後)

 2年前の10月18日の当ブログで、「牛の耐用年数」について触れたことがありました。
 さて今年度の税制改正において減価償却資産の耐用年数等に関する省令が改正され、法定耐用年数の見直しが行なわれました。
 そこで、以前に書いたブログのことが気にかかり、再度調べてみました。すると、乳牛や競走馬の耐用年数に変わりはありませんでしたが、“桃・栗3年、柿8年”の桃の樹は、耐用年数がこれまでより3年延びて15年になっていました。また、栗の樹は以前と同じでしたが、柿の樹についても1年延びて36年になりました。

 ところで、今回の改正では「機械及び装置」を中心に実態に即した使用年数を基に資産区分が整理されたとのこと。具体的には、「機械及び装置」の区分が390区分から55区分に改正されております。こうなると、個々の「機械及び装置」がどの種類に該当するかについての判定に迷います。
そこで国税庁では、Q&A次にような例示をしておりました。

<以下、引用>
(Q) 自動車部品製造業者である当社は、従業員の給食のため厨房設備を購入して工場に設置しました。この厨房設備の構成や使用状況は、通常、飲食店で使用されている設備と同様ですが、その耐用年数は何年でしょうか。
(A) 機械及び装置が別表第二に掲げる設備の種類のいずれに該当するかは、基本的には、法人の業種で判定するのではなく、その設備がどの業種用の設備に該当するかにより判定することとなります。
 ご質問の厨房設備は、その構成や使用状況が、通常の飲食店業用の設備と同様であるとのことですので、別表第二の「48 飲食店業用設備」に該当し、「8年」の耐用年数が適用されます。<引用終わり>
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/hojin/7142/index.htm

 上記のとおり、“その設備がどの業種用の設備に該当するか?”で判定するとのことですが、わかったようで結構難しいような気もします。
 これら、改正後の耐用年数は、平成20年4月1日以降開始する事業年度について適用されますが、これは、既存の減価償却資産についても対象となる点に注意が必要です。
posted by のほほん at 22:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

貸し渋り?

 しばらくぶりで、創業時に支援した経営者にお会いしました。まだ30代半ばだと思いますが、建築士事務所を始めて5年になります。
 会うことになったのは、借入の相談のためでした。創業当時に、創業者向けの低利融資を受け、あと半年くらいで返済を終えるとのこと。ところが、業界での偽装問題から建築確認審査が厳しくなり、さらには今年に入ってからの資材高や米国のサブプライムローンに端を発した経済情勢悪化も重なり、彼の事業も厳しさが急激に増しました。

 そこで、新たなソフトを導入してなんとか新規受注を取り込みたいと考えたようです。そして、もう少しで返済の終える借入先の銀行に出向き融資を申し込みました。
 銀行から保証協会へ打診してもらったところ、OKとのことだったので、正式に融資申込書を提出しました。そして1週間ほど経った頃、銀行の担当者から「今回は融資を見合わせたい」との電話を受けたというのです。

 彼曰く、「保証協会のOKはとれたが、当行の審査部からOKが出なかった」と、担当者に言われたとのこと。
 銀行ではOKでも、保証協会が通らないから駄目と言って融資を断られることはあります。そして、たまには、その逆のケースもないわけではありませんが、今回は正にその逆のケースだったわけです。俗に言う「貸し渋り」だったのかもしれません。

 創業しても、“3年過ぎれば、経営を継続できている会社の数は半分程度になる”とも言われていますが、彼の場合は苦労しながらもなんとか5年間やってきました。
 そして厳しい現状を打破するために、新たなソフト導入に投資しながら次の展開を図ろうとの意気込みは、残念ながらつまずいてしまったのです。その後、別な銀行にも行ったようですが、そこも断られたとのこと。

 このため、しばらくぶりで私の窓口に相談に来られたわけです。私は彼に、新ソフトを導入しての売上の見通しだけではなく、予想資金繰り表を作らせました。
 新ソフトがあれば、すぐにでも受注できそうな案件も見えておりました。しかし、受注後それを仕上げて納品し、代金を回収するまでには3ヶ月程度かかってしまいます。その間の資金の動きをきちんと示し、返済の可能性と今後の業績見通しをきちんと説明できるようにしたわけです。
 同時に、コストダウンできる部分も見つかったので、それも実行に移すように薦めました。この計画を携えて、今度は地元の信用金庫に相談にいくことになりました。よい報告がくることを祈っているところです。
posted by のほほん at 23:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

素人と玄人

 先日、ある障害者の就労支援施設を訪問しました。そこでは一般企業に就労できない人達にさまざまな仕事をしてもらい、多少なりとも賃金を支払うことで、職業訓練的な意味合いと働き甲斐の提供といった福祉目的を満たす取り組みがなされております。
 以前はこうした施設に通ってくる障害者は無料でこのような機会が得られていたのですが、障害者自立支援法が2年前に施行されてからは、施設の利用料として障害者に1割の負担金を求めることとされました。
このため、多少の賃金を受け取っても、その負担金を差し引くとほとんど手取りがない場合もあり、施設の利用度が低下する状況も生じたりしているようです。
 そこで国は、働いた障害者に少しでも多くの工賃を支払えるようにするために、施設に対して受注増大のノウハウを学ばせたり、生産効率を高める方法などをコンサルタントに指導させる事業を行なっております。

 その一環として私も先日お手伝いしてきたのですが、そこで面白い現象に出会いました。
 その施設ではいくつかの作業に取り組んでいましたが、その中に花の栽培とパン作りがありました。どちらも数年前から取り組んでおられましたが、その結果に大きな違いが認められました。
 花の栽培は、色々な試みを続けているものの、なかなか成果が出ておりません。聞くところによると、昔、農家として花を栽培していた人にも入社してもらってやっているとのこと。一方パン製造については、もともと素人だった女性を、同じくパンを作っていたほかの障害者施設に修行に行かせ、今日に至っておりました。

 管理者の方から事前に私に依頼されたのですが、「花栽培の責任者に、農協や農業試験場などの専門家から技術指導を受けるようにアドバイスしてほしい」というのです。
 あとで分かったことですが、実は花栽培の責任者というのが、元農家をされていた方で、農業に関してはプライドを持っており、他人の忠告を受け入れないのだそうです。そこで、私のほうからそれとなく忠告してもらい、より専門的な技術指導を受ける気にさせたいというのが狙いだったわけです。

 一方パン製造の責任者は、製造と販売のデータを事細かに記録しておりました。アイテムごとに原価も売価も毎日の販売数量や金額もわかるのです。これには感心しました。別にposを導入しているわけではありません。地方で長年営業されている小売店などに行っても、案外こうしたデータはとられていなかったりします。
 ここのパン責任者は、素人で修行に行った先で教えられたとおり、当初から今日まできちんとデータを取っていたのです。しかし、残念なことに、そのデータを分析し活用するところまでは教わっていなかったようです。そこで、私がそれを教えることとなりました。

 ところで、この障害者施設の花とパンの責任者の対照的な状況に出会い、あることを思い出しました。それは地元経済誌に載ったタクシー会社の話です。
 徹底した顧客サービスで有名な京都のエムケイタクシーが札幌にも進出する予定となっております。この会社、ドライバーの多くは経験者ではない新人を雇い、サービス業の基本を叩き込んで育てるのだとか。車は黒塗りで自動ドアではなく、ドライバーが自らドアを開閉して乗客にサービスするとのことです。
 タクシードライバーの態度が悪いという話題はたまに聞く話ですが、エムケイタクシーは敢えて即戦力とはならない素人を採用し、しっかり育てることによって今日の成果を挙げるまでになったようです。
 素人はいずれ玄人と呼ばれるようになるのでしょうが、その入口からの教育次第で、結果に大きな差が出ることはどんな仕事でも共通しているものだと、改めて考えさせられた出来事でした。
posted by のほほん at 22:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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