2007年08月27日

MJ若者意識調査

 日経流通新聞(Nikkei Marketing Journal)の8月22日付けトップ記事として、「MJ若者意識調査」の結果が掲載されていました。
 この調査は、首都圏30キロ圏に住む20代、30代の日経リサーチ消費者モニターを対象に、6月29日〜7月4日にかけてインターネットを用いて実施されました。回収数は20代が1,207人、30代は530人の計1,737件とのことです。
 当ブログの5月3日で取り上げた、TOKYO FMが昨年10月に実施したという「若者ライフスタイル調査」と比べてみるのも面白いと思います。
 日経の調査のほうがTOKYO FMのそれよりも、回答年齢層では5歳くらい高くなっているようです。

 さて今回の調査結果ですが、日経流通新聞には「巣ごもる20代、ミニマムライフ」との見出しを掲げ、車を持たず、酒も飲まず、休日はほとんど家で過ごし、出かけても歩いていける範囲が多いとして、「1マイル消費」などとも書かれておりました。
 2〜3日前の日経新聞にもこの日経流通新聞の概要だけが紹介されていたのですが、それを見て私は、「たんに節約しているのではなく、多方面に支出の選択肢が広がっているからではないか?」と考えました。今日、日経流通新聞を見たところ、ほぼそのようなことが書かれておりました。

 20代の1ヵ月に自由に使えるお金は、64,400円で、2000年に実施した調査に比べ約4,000円増えているそうです。一方で携帯電話への出費は、電話会社の料金引き下げ競争の影響もあり、月平均7,725円と2000年調査の9,077円より15%ほど減っているとのこと。
 ただ、携帯メールの相手も2000年の平均4.5人から今回は3.9人へと減少しており、縮み志向は行動半径だけではなく交友関係にも及んでいるようです。ちなみに平均の友人数は、2000年調査の8.1人から今回は6.3人へと減少しているとのことでした。
 彼らが休日に家にいて何をしているかというと、“パソコン”“読書”“勉強”“家事”などをして過ごす傾向が多いのだそうです。

 しかしながら、お金の使い道を2000年調査と比較すると、全体22項目のうち17項目で増え、以前より多くの項目に出費しているそうです。使い道として最も多く挙げられた「衣料品」は2000年に比べ10ポイント近く増えたほか、「日用品・インテリア小物」や「靴などの身の回り品」も増え方が大きいとのことでした。
 このように、20代の消費は「拡散傾向」にあるようだと分析する一方、「将来に備える」ことを重視している人は39.5%おり、2000年調査(21.8%)に比べほぼ倍増したとのこと。

 20代が毎月貯蓄する平均額は56,800円で、30代の59,700円と大差ないそうです。20代が貯蓄に熱心な背景には、自分の家計への厳しい認識があると言います。「下流に転落するのではないかと不安になる」と思う人は40.4%もおり、就職氷河期を経験した20代後半を中心に、将来への不安を感じていることが貯蓄意識に反映していると書かれておりました。  
 記事では、このように出費に慎重な若者に対する消費財メーカーの取り組みも紹介されていましたが、その成果についてはバラツキがあるようです。若者向けに販売を伸ばすには、企業はもっともっと知恵を絞らねばならなくなりました。
 今回の記事に関しては、http://www.nikkei.co.jp/mj/ の右サイドバーにある「MJ編集部から」で、動画解説を見ることができます。


posted by のほほん at 23:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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