2007年08月20日

コンサルタントにご用心!

 今日、受けた相談です。「コンサルタントに騙された!」と駆け込んで来られました。私も一応、経営コンサルタントの端くれですので、あまり気分の良いものではありませんが、残念な出来事も結構見聞きさせられます。
 今の時代、モノがあふれ、なかなか売れにくい状況があります。そこで、販売をアドバイスしたり、場合によっては代行までしてくれるサービスは、売上低迷の企業にとってはありがたい存在といえます。

 今日の相談者は、ご自分のアイデアを商品化して新事業の柱にしようとされていました。もともとはサービス業の方でしたが、この案件に関してはメーカーの立場となるため、販売を引き受けてくれる先を求めておりました。そして、そんな矢先に出会ったあるコンサルタント会社と契約していたのです。
 アイデアを商品化するにあたり、試作品を作るために金型を用意する必要がありました。コンサル会社は金型屋さんを探してくれて試作品を作る手伝いもしてくれました。その費用として、150万円ほどをそのコンサル会社に支払ったと言います。

 ところが、その領収書の但し書きには「コンサルタント料として」と書かれていたそうです。あとで分かったのは、その金型の所有権はコンサル会社に属していたということでした。
 相談者は、金型の手配はそのコンサル会社を通じて依頼はしたが、金型そのものは自分が購入したと考えていました。ただ、事の成り行き上、その代金はコンサル会社を経由して支払ったつもりでいたようです。
 そのコンサル会社とは、その後も実際の販売に至るまでお付き合いが続く予定でした。

 ところが間もなく、悲劇が起こりました。そのコンサル会社が破産宣告を受けたというのです。金型は金型屋さんに預けられているとのことであったため、相談者はそれを引き取りに行って自分に所有権がないことが判明しました。それどころか、金型屋さんからは、「その金型の代金をまだ受け取っていない」と告げられたそうです。
 こうなってくると、単に窓口相談では解決は難しくなります。法律的な手段を踏まえ、一刻も早く適切な行動を具体的にとる必要があり、私は弁護士を紹介することにしました。
 なんとか、最小のダメージで解決することを祈るばかりです。


posted by のほほん at 22:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。