2007年08月03日

若夫婦の健闘

 札幌から車で2時間半ほどの町の飲食店から相談がありました。「レストランを経営しているが、業績が思わしくない。現状のまま行くか、移転するか、廃業するかの見極めがつかない」というのです。
 日程を調整して、現地を見に行きました。「この辺りのはず…」と思う間もなく、店に気がついた時には、車は通り過ぎていました。少し先からUターンして戻り、その店に到着。

 早速、通り過ぎてしまったことを伝えました。店の前には、そこそこ大きめの看板が立っていました。それでも通り過ぎたのは、その看板以外にドライバーの注意を引くものがいくつかあったからだと分かりました。一つは手前にコンビニがあり、そこは結構車客が利用しております。そこから出てくる車に注意が向きます。
 次に、その付近に大きな道路案内板があり、ドライバーは当然それも確認することになります。そして、すぐその先に信号があるのです。この僅か50〜60m間の途中に、その店はありました。

 国道に面していて分かりやすい場所なのに、上記のような理由から、ドライバーからは意識してもらいにくい存在だったわけです。
 売上状況を聞くと、半分以上は固定客によるとのこと。ここ2〜3年、低下傾向にある原因は、通行客(特に観光客など)の利用が減っているからのようでした。
 メニューの価格帯は、その地方としては高めと感じました。これ以上値段を上げると、客離れのほうが多くなりそうでした。

 聞けば、人気メニューがいくつかあり、それを目当てに来る固定客もそこそこ居る様子でした。ならば、地元の潜在客を掘り起こすことができれば、リピーターになってくれる可能性もありそうです。
 その店は、30代の若夫婦が数年前からそこで勤めていて、2年半ほど前に経営を引き継いだといいます。感心したのは、「無借金でやってきた」ということでした。なかなか健闘しております。

 いろいろ集客対策を話し合っていくうちに、若夫婦の目が輝き出しました。私は、たいしたことはアドバイスしておりません。ただ、お客さんに来ていただくのに、今営んでいる「飲食サービスだけに限定して考える必要はない」ということを強調しました。
 「まだまだ色々なやり方があるとわかりました。早速、できることから実行します!」と、お二人は言ってくれました。
 「移転するか?、廃業するか?」と考えていたのがウソのような表情でした。今後の更なる健闘を祈りたいと思います。


posted by のほほん at 23:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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