2007年07月18日

意匠法の改正

 意匠法が改正され、この4月1日から施行されております(一部は、昨年9月及び今年1月より施行済み)。
 意匠とはデザインのことで、意匠法第2条は「物品(物品の部分を含む。)の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって視覚を通じて美感を起こさせるものを保護の対象とする」と規定しています。一昨日、「流行色」について述べましたが、その商品特有の“色づかい”は、意匠の一部ということになります。

 特許庁のホームページには、次のように述べられております。
<以下、引用>
 意匠は、物品のより美しい外観、使ってより使い心地のよい外観を探求するものです。そして、その外観は、一見してだれにでも識別することができます。このため、容易に模倣することができ、不当競争などを招き健全な産業の発展に支障を来すこととなります。
 そこで、意匠制度は、新しく創作した意匠を創作者の財産として保護する一方、その利用も図ることを定めて、これにより意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与しようというものです。
<引用終わり>

 この意匠法が(関連法も含め)改正されたわけですが、そのポイントについては、次に簡潔にまとめられております。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/kaisei/kaisei2/pdf/ishou_houkaisei/01.pdf
 ここでは、「秘密意匠制度」といったものがあることを初めて知りました。社会全体が高度化し、画期的な技術開発が生まれにくくなったり、機能面での差別化も難しくなりつつある今日、デザイン(意匠)やブランド(商標)といった側面での競争も激しさを増しております。

 今回の意匠法改正で、情報家電等の操作画面の保護対象が拡大されました。しかし、一消費者としては、これにより操作方法の共通化が進まず、メーカーによっては、わかりにくい操作画面でも我慢しながら使わなければならないようなことが増えやしないかと心配にもなります。
 意匠登録を出願する立場の方にとっても、今回の改正の細部が気になることでしょうが、これについては、次の「…よくある質問」をご覧ください。
http://www.jpo.go.jp/toiawase/faq/yokuar27.htm


posted by のほほん at 23:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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