2007年06月30日

リニューアルと価格

 某百貨店へ8ヶ月ぶりに出かけました。クリアランスセールの案内が届き、家内に促されてのことです。
 必要に迫られて買う物はとくになかったのですが、「アレとコレを中心に見て回り、もし気に入ったものがあれば買って来よう」程度の気持ちでした。
 行ってみてびっくり、店内の雰囲気がガラッと変わっているではありませんか。これまでにも“リニューアル”はなされていましたが、これほどまでに変化したのを初めて見ました。

 さて、お目当てのフロアーに到着。陳列方法が以前とは様変わりしています。また、ブランド品揃えにも変化がありました。そして、価格にも…。
 何度か行ったことのある店であれば、顧客にはその店その店の“イメージ”というものが残っております。ところが今回のリニューアルによって、私がその店に持っていたイメージは見事に打ち砕かれました。その意味では、このリニューアルは効果があったと言えるでしょう。

 しかし、私は5分と待たずに品探しを止め、その売場を去ることにしました。以前のイメージと現実とのギャップが大きく、とくに価格面で、自分のなかで折り合いがつかなかったからです。それは「クリアランスセール」としての価格への期待があったせいもあると思います。私は、同等の品が別の店ではもっと安く買えることを知っていました。
 その店には気の毒ですが、「○○店で買った」というプレミアム(?)は、私には必要がなかったので、そのような判断をしました。

 後から知りましたが、この店のリニューアルは、「若年層顧客の開拓が狙いだった」そうです。
 来年3月ころには、この百貨店の業績が発表されるでしょうから、その時、このリニューアルの真の成果がどうであったか?…非常に興味があります。


posted by のほほん at 23:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IT活用は経営者から

 世界最先端のIT国家になるという「e-Japan戦略」を2001年1月に掲げて取り組んできた結果、今や我が国のインターネットインフラは世界トップクラスの速度と低価格を実現し、2006年のEC(Electronic  Commerce)市場は約3兆8,000億円で世界第2位の規模になったと言われております。
 一方、我が国のIT活用は、依然として国際的にみて遅れているとも言われております。その理由として、ITユーザ(とくに企業経営者)はITの知識に乏しく、逆にITベンダーは、企業経営に関する知識が乏しいということが挙げられております。
 そこでITユーザー、 ITベンダー双方の事情に通じた豊富な実務経験を持ち、経営者の立場に立って経営とITを橋渡しし、 真に経営に役立つIT投資を支援できるプロフェッショナルとして、「ITコーディネーター」という有資格者が存在します。
 しかし残念ながら、その有資格者の多くはITベンダーに属する社員であったりするため、経営者の立場に立って提案できる“独立系”ITコーディネーターは少ないようです。

 先日、その“少ない1人”とお話しする機会がありました。私の関心は、ITコーディネーター資格制度が2001年度にスタートして以来、その目的の達成状況はいかほどであるか、ということでした。
 彼の答えは、「前進はしているが、そのスピードは遅い」というものでした。「逆に、状況が悪化していると思われる部分もある」とのこと。それは何かというと、「企業人のコンピュータリテラシーが二極化しだした」というのです。
 ひと頃“デジタルデバイド”という言葉が話題となりましたが、その当時とも少し違うのは、若手社会人にパソコンを使えない人が増えていることだそうです。つまり、携帯電話のリテラシーは高いのですが、パソコンでは仕事ができないというのです。
 「需要が一巡したかに見えたパソコン教室で、若者向けにWORD・EXCELといった業務用アプリケーションソフトのリテラシー教育を再度強化する必要があるのでは?」とも言っておりました。

 ところで私には、1台100万円もするビジネスパソコンを、こぞって先進的経営者たちが使い始めた1981年当時のイメージが想い起こされます。あれから四半世紀が過ぎ、ハードウェアの性能は多分1000倍以上、そして価格は十分の一以下になっております。
 さぞや高度な活用ができているはずと思うのですが、巷を見るとそうは感じません。そこで、先述のITコーディネーター氏に確認してみたというわけです。私の話に対して彼が言った結論は、「ITリテラシー以上に、経営者に情報リテラシーがあるか、さらに言えば、経営戦略があるか?ということだね」とのことでした。これには私も同感しました。
 “ITの戦略的活用”を求めるならば、まずはその“戦略”がなければならず、我が国の中小企業経営者にはとくにこの「戦略面の強化」が必要だと思われます。そして、その戦略実現のためには、経営者自ら意思決定にITを駆使することがポイントになるでしょう。
posted by のほほん at 01:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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