今朝の北海道新聞に、「夕張視察“有料”です」という見出しがありました。これを見て、国全体ががむしゃらに稼いでいると世界から見られていたこともあったなぁと思い出した次第です。
ところで、今朝の夕張の記事を見て、自分自身「おや?」と思った(つまり意外感を持ってしまった)ことをちょっぴり反省しております。
すなわち、行政サービスは税金で行われているのだから、“只が当たり前”という感覚を私自身持っていたということです。民間にいる私でさえそう思うのですから、自治体内部にいる公務員(今の夕張は別だと思いますが)の方達の意識は“推して知るべし”と言えそうです。
それはさておき、今朝の新聞記事を読んで、得心しました。4月下旬に新市長となった藤倉氏は、「鉛筆一本買うのにも国・道の許可がいるのに、(視察者に配布するコピー代などが必要な)資料を何でも(只で)どうぞとはいかない」と述べ、理解を求めたとのことです(北海道新聞)。
人間には推察する力がありますが、しかしそれでも、“当事者”になってみないと本当の痛みはわからないということを、改めて考えさせられた次第です。
これをきっかけに、自分自身の生活も見直してみようと思います。