2006年11月30日

経営とリスク

 これまでに1・2度お話したことがありますが、MG(マネジメントゲーム)研修というものがあります。ゲーム上の会社を運営し、経営体験をするものです。会計の勉強に使用されることもありますが、本来は「経営者としての意思決定トレーニング」のためのものです。経営幹部や後継者のみならず、一般社員に経営者的発想をもって仕事をしてもらうためにも有効です。

 この研修では専用のツールが用意されており、その中に意思決定カードとリスクカードというものがあります。参加者は、順番に、意思決定カードに書かれている項目の一つを選択することを繰り返し、“経営”が進められます。重要な意思決定は、1度に一種類しか選ぶことができず、逆に言えば、他の意思決定項目は「捨てる」ことになります。
 つまり、「今、経営にとって何をすべきか?何がもっとも重要か?」が常に問われるわけです。当然、その意思決定の繰り返しの結果が、経営成績に現れます。

 ところで、経営にはリスクがつきものです。この研修のなかにも「リスクカード」なるものが織り込まれており、たまに、「倉庫が火災になりました!」などという事故が生じたりします。在庫を倉庫に積み上げていればいるほど、損害が大きくなります。
 見方を変えると、「ある意思決定をした瞬間に、リスクの可能性が生じている」とも言えるのです。ただ、この論法を突き詰めると、「リスクを最小にするには“何もしないほうが良い”」ということにもなりかねません。

 しかし、現実には、“何もしなくても”事故は起こり得ます。したがって、常にリスクを最小限にするような意思決定が必要といえます。
 ところが、これでは経営成績はあまりよくなりません。どうしても、ある程度“攻め”の意思決定をしていく必要があります。MG研修は、こうした経営のポイントを体験的に学べる優れたトレーニングシステムです。
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2006年11月29日

農業法人の評価制度

 今日、農業経営の研究会に参加してきました。そこでの話題です。農業も、今は大規模化・法人化が進みつつあります。そうした中、「農業法人も、一般企業と同様の経営管理手法を取り入れる必要がある」という話になりました。
 そして、人事評価制度も必要ではないか?との議論になりました。ある方が言いました。「農業法人と言っても、せいぜい5人〜10人といった規模だろうから、一般の中小企業、いや、小規模企業と同じだ。そもそも、その規模の会社で人事評価制度など導入したってうまく行くはずがない。その規模の場合は、評価制度など作らずに、社長が“エイヤ”で給料や昇進を決めるのが一番皆の文句が出ないのだ」と。

 すると別の方が言いました。「いや、農業法人の場合は、一般のオーナー経営者の会社とは違う。だいたい、昨日までそれぞれが先祖代々の田畑を好きなように耕してきた一人親方だ。その集まりである農業法人で、たまたま社長の立場になった人がオーナー経営者の真似をしようったって、皆が黙って従うわけがない。なんらかの評価基準作りが必要だ」と、大議論になりました。
 端で聞いていて面白かったのですが、果たしてどういった結論がふさわしいのでしょうね?
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2006年11月28日

この世は病気

 昨日お会いした、ある相談者のお話です。その方は今、精神病院で、入院されている方が社会復帰するためのトレーナーとして働いておられる方でした。 社会福祉士や介護支援専門員の資格もお持ちの方で、自分で事業を起こし、精神障害者等の働く場を作りたいとのこと。
 その方のお話では、入院されていた方が退院され、一般の職場で働くようになっても、ある程度経つと戻ってきて入院するケースが結構あるとのことです。
 病院関係者の間では、入院されている方に接してみて思うのは、決しておかしな人ではないのだとか。彼らに言わせれば、入院されている方のほうがむしろ人間としてまっとうであり、病院外の社会のほうが病気といっても良いくらいなのだそうです。
 これに似た話は、だいぶ以前に、浦河町にある施設に関わっておられる方からも聞いたことがあります。

 確かに、例えば交通事故での死者数は、このところ減少傾向にあり、平成17年は全国で6,871人。これに対し、同年の自殺者数は32,552人にものぼります(警察庁調べ)。このうち約半数の15,409人は無職者。次いで被雇用者が8,312人、自営者は3,700人です。
 年代別では60歳以上が10,894人で最も多いのですが、39歳以下だけを合わせてみても8,623人もおります。これから社会を背負っていくはずの40代・50代になる前に、自ら命を絶っております。
 なお、厚生労働省の平成17年人口動態統計によれば、死亡数は108万3,786人とのこと。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei05/hyo5.html
 このうち自殺者数は(警察庁調べとは多少異なりますが)30,553人、老衰による死者数は26,360人でした。つまり、自殺者数は老衰による死者数を上回っているのです。
 平成17年12月末の根室市の人口が31,776人でしたので、根室市の全人口に匹敵するくらいの人が自殺し、この世から姿を消していることになります。この世は、相当病んでいると言えそうです。あなたも私も、そのうちの一人かも?
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2006年11月27日

おでん缶

 今日聞いた話も、面白いものでした。このブログ読者の皆さんの中には既にご存知の方もおられるとは思いますが、とにかく私は知りませんでした。
 それは、「おでんの缶詰が自動販売機で売られている」というものでした。相談窓口に来られた方が、「これを取り扱いたい」と言ってパンフレットを見せられたのですが、缶のデザインもなかなかきれいで好感が持てました。
 冷静に考えてみれば、あっても不思議ではない商品だと思うのですが、今日この話を知ったときは、とっさに「おもしろい!」と思ったものです。

 その方は、移動販売車で営業することを考えている人でしたが、「自分の商売がうまくいかなくなったときは、この缶詰を食べて凌ぐのだ」と冗談を言うのです。私も、「今は、いつ地震や竜巻で避難生活をしなければならなくなるか分からない時代なので、そうなった時に最後まで生き延びるのは○○さんですね(笑)」と冗談を返しておきました。
 家に戻り、ネットで調べてみると、なんと15年ほど前に作られたのだとか。秋葉原では、知る人ぞ知る人気とのことでした。ネットで検索するとすぐ出てきますので敢えてURLは載せません。ご興味ある方は、検索してみてはいかが?
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2006年11月26日

2勝3敗

 この夏の8月下旬、東京と埼玉にいる学生時代の友人が、北海道旅行に来ました。卒業後も私が上京した際などに2〜3度会ってはいたのですが、お互い忙しい立場となり、年賀状はともかく、直接会わなくなって15年くらいは経っていたと思います。
 休みがとれるのは3日間とのこと。二泊三日で来道することとなりました。私も一緒に3人でどこかへ行こうということになり、現地にいる私がプランニングすることとなったのです。
 学生時代の友人ですから、勝手な希望を言ってきます。カニが食べたい、寿司が食べたい、ラーメンも…、そして○○はいらない、△△はダメだ…と言った調子です。「こんなにわがままな奴だったかなぁ」などと思いながら、せっせと旅行プランを作りました。

 千歳空港で待ち合わせたら、すぐにレンタカーを借り、登別→洞爺→ニセコ→余市→小樽→札幌と回るルートを組み立てました。そして、注文のカニ、寿司、ラーメン…等々を、食事のタイミングを考えながらルートの途中に織り込んで行きました。
 幸い天候には抜群に恵まれ、格好のドライブ日和となりました。学生時代の思い出話に花を咲かせながら、交代でハンドルを握りました。
 見どころにはあまりハズレはなく、予想外に良かったところもあったのですが、食事がうまくいきませんでした。ホテルで付いていた朝食は別として、私が企画した食事は5食あったのですが、カニ、寿司、ラーメンはいずれも期待はずれ。結果は2勝3敗でした。 
 カニや寿司など、ツアーの観光客が行かない穴場を探して準備したのですが、これが失敗の元でした。穴場とは言っても、一方通行で巡るドライブルート上にある店でなければならないことから、特定の穴場を目掛けてその時間に行くのとは勝手が違います。
 また、観光客対応を想定していない店であったことから、逆に意外と鮮度がイマイチだったり…素人企画の限界を思い知らされたツアーでした。
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2006年11月25日

経営革新計画

 「経営革新塾」という講座を担当しております。中小企業新事業活動促進法(平成17年4月に、経営革新支援法から改正)に基づき、経営革新計画を作成し知事の承認を受けた企業には、各種の公的支援策利用の道が開かれているという制度があり、そのための計画作成をアドバイスする講座です。
 数年前から革新計画の承認が始まり、北海道では平成17年12月現在で約450社が承認を受けております。
 当初は、承認を受けると「補助金がもらえる」ことが動機となり申請する企業がありましたが、最近は補助金がほとんど無くなったため、「本来の」あるべき姿になりつつあると言えそうです。

 つまり、時代・経営環境はどんどん変化するので、経営も常に革新を図っていくべきであり、それは「補助金がもらえる」から行うというものではないわけです。
 今日もその塾を実施していたのですが、30社ほどの募集枠に参加されたのはわずか10社でした。しかし、私が担当した数社の経営者は皆熱心で、思いのほか手ごたえを感じました。
 たとえ1社でも2社でも、この塾で学んだ企業が経営革新に取り組むとともに、その姿勢を維持し続けて、地域に存在理由を認められる会社であり続けて欲しいと願っております。
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2006年11月24日

まちづくり

 先日(20日)、「地方の難しさ」ということを書きました。私は個別企業向けが中心で、いわゆる「まちづくり(まちおこし)」に関する仕事には、あまり関わって来ませんでした。 
 それでも、徳島県上勝村の「葉っぱビジネス」などは、非常に興味を惹かれました。それは、高齢者を活用したビジネスだから、ということもあったと思います。今年の初め頃でしたか、確かNHKテレビでも放映されていたはずです。

 ところで今日、たまたま似たような素晴らしい町おこし事例を知りました。
それは、福島県三島町での取り組みです。知ったきっかけは、私が購読している『経営予測エイジ』11月号でした。(ごく一部を要約してご紹介します)
 〜〜 縄文の昔から山に生えている草や木を材料に、ザルやカゴ、履物
  などを編み、生活に役立ててきた。ふるさとを支えてきたこの技術を
  復興するため、「生活工芸館」を建て、技術を持つ長老たちが工芸の
  技術を無償で教え、高齢化・過疎化の町に“ものづくり”を復活させ
  た。70歳以上のおばあちゃんが中心となり、大変な手間をかけて一つ
  4万円でも高くはない立派なバッグを思い切り安く売っている。
  東京から東北新幹線と在来線を乗り継いで、6時間かけて町まで買い
  にきてもらうための値付けとか。そうしないと町に宿泊代や食堂代が
  落ちないからである。〜〜

 三島町は人口2200人ほど。ここで作られる山ブドウ細工・ヒロロ細工・マタタビ細工は平成15年に国の伝統的工芸品に指定されました。
 現状は、次のリンクをご参照ください。
「奥会津三島編組品振興協議会」http://www.okuaizu-amikumi.jp/
「桐の里 みしま工人郷」
 http://www.town.mishima.fukushima.jp/koujingou/itiran/index.html

 三島町ではものづくりする人のことを工人(こうじん)と呼んでいるそうです。また、同町がこうした取り組みを始めた経緯について、次をご覧になると概要がわかります。
http://www.pn-planet.co.jp/topics/tanken/5mishima/mishima.htm
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2006年11月23日

バスの民営化

 普段は地下鉄を使うことが多いのですが、たまにバスに乗ることがあります。このバスですが一昨年、市営からJRバスへと経営が移管されました。
 市営だった頃、バスに乗るのが嫌でした。吊り革につかまって乗っているのが、とても疲れるからです。路線の途中から乗るため、ほとんど座れることはありません。
 乗るときに整理券をとるのですが、この整理券が、機械で読み取れるようにしたためか、結構小さいので、ポケットに入れてしまうと取り出すのに苦労します。そのため、手に持ったまま、吊り革につかまります。
 片方の手には重い鞄をぶら下げております。雨の日にはとても困ります。濡れた傘も持たなければならないからです。さらに困るのが、カーブを曲がったり、ブレーキを掛けられた際に、吊り革につかまった手や踏ん張っている足にかなり負担が来ることです。

 ところが、民営化されたあと、心持ち、民間運転手の運転のほうがやさしいように感じられました。微妙な差のようにも思えますが、苦労して立っている乗客にしてみれば、結構大きな差に感じられるものです。私でさえ負担なのですから、お年寄りには、乗車中、もっと苦痛に感じられていたのではないかと推察されます。
 昨日、しばらくぶりでバスに乗りました。しかし、その乗り心地は、民営化前と同じものでした。移管後しばらく経ち、JRバス職員の意識が変化してきたのか、たまたまその時の運転手さんの問題なのか?
 にわかに判断しかねますが、ますます高齢化してゆく中で、バスしか頼りにできないお年寄りの苦痛を和らげる方策を考える必要があるかもしれません。
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2006年11月22日

ビジネスプランのブラッシュアップ

 今日、ある団体に依頼され、ビジネスプランのブラッシュアップをする機会を得ました。どんな人がどんなプランを考えているのか、楽しみに出かけて行きました。
 参加者は10名程度で、あまり多くはありませんでした。20代らしき方が多く、まだ学生をしている人も何人かおりました。

 「ブラッシュアップ」する話ではあったのですが、ふたを開けてみると各自のプランはほとんどできておりません。何をやりたいかくらいは口頭で言えるのですが、プランシートにまとめられていないのです。これではブラッシュアップどころではありません。かなりがっかりしました。

 主催者側からは、「事業をやっていく上での会計的な講義も少ししてください」と要請されていましたので、ほんとうに駆け足で大まかな話をしました。 しかし一方で、「これで分かってもらうのは無理」との思いもよぎり、話している当方も消化不良の感が残りました。「“ビジネスプランのブラッシュアップ事業”を行うプラン」が十分ではなかったという、大変残念な出来事でした。
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2006年11月21日

着眼点の違い

 時折、駆け出しだった頃のことを想い起こします。今日のお話もそのうちの一つです。ある分野で著名なコンサルタントの先生を、東京からお招きしたことがありました。北海道内の経営者を集めてセミナーを企画したからです。
 駅までお迎えにあがり、狭い事務所に到着。お茶を飲んで、一息入れていただいていた時のことです。その部屋の壁に北海道地図が貼ってありました。先生は立ち上がってその地図の傍に行きました。

 じっと地図を見て少し経った時、「このあたりは急に深くなっているんだね〜」とおっしゃったのです。これには正直、「ギクッ」としました。普通、今居る場所はどの辺りで、周囲にはどのような町や村があるか…などといったことを考えると思います。また、道路や川、山の配置など…つまり陸地を見るのが、地図を見る時の普通の人の見方でしょう。
 ところがこの先生は、陸地ではなく、海を見ていました。そしてその等深線を読んでいたのです。さすがは著名なコンサルタントの先生です。目のつけどころが違いました。
 その時以来、私はコトあるごとに「物事を反対側から見る」ことを心がけております。ほんとうに、あの時のショックは、今でも鮮明に覚えております。私にとっては、大変にありがたい体験でした。
posted by のほほん at 08:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

地方の難しさ

 過疎の町に来ています。明日、移動経営相談会があり、商工会の方(職員)が車でJR駅まで向かえに来てくださいました。その車中での話です。

 私: こちらの町でも、地元の特産品づくりに力を入れてますよね? 
 職員:えぇ、一応、やってますよ。
 私: ちなみに、どんなものがありますか?
 職員:それが〜、皆さんに「アイデアを持ち寄って検討しましょう」と呼び
    かけているのですが、なかなか出てこないのです。
 私: 確かに、そんなにポンポンと出るものじゃないですよね。でも、これ
    までにも何か一つくらいは実現した特産品があるんじゃないです
    か?
 職員:まぁ、あるにはあるんですが…。皆に「何かありませんか?」と呼び
    かけると、その場では「無い」と言われます。でも、少し後になっ
    て、ちゃ〜んと自分なりの新商品などを売り出したりするんです。
     皆が集まっている“場”では、無いふりをしているのですが…。
    きっと、皆の前で話してしまうと、アイデアを盗まれて先に作られて
    しまうのが怖いのだと思います。
 私: なるほど。狭い町なりに競争があるということでしょうかね。でも、
    皆でアイデアを出し合って、よりレベルの高いものを町ぐるみでつく
    れるようになると、もっといいですよね。

 そんな会話をしているうちに、宿泊先のホテルに着きました。三セクが運営しているとのこと。売店を覗いてみると、地元の特産品らしき加工食品がいくつか陳列されていました。パッケージを見ると、今ひとつ魅力に欠けています。
 競争意識はあるものの、一丸となって町のパワーにはして行きにくい、地方なりの難しさを感じました。
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2006年11月19日

(笑)の効用

 世の中、素朴な疑問を感じることって結構ありますね。雑誌などのインタビュー記事や対談などの文章中によく(笑)という注釈をつけているのを見て、「何となく変だな」と、常々思っておりました。
 例えば、日本ハムのヒルマン監督のインタビュー記事などで、監督が最後に右手人差し指を突き上げて行った場面を書くときに、「1、2、3、シンジラレナ〜イ(笑)」などと表示します。

 この“(笑)”部分は、「付けなければならないものだろうか?」と思った訳です。そこである時、具体的に考えてみました。
 実際に(笑)をつけないで文章を書いてみると…、さっぱり面白くなかったのです! 「ナルホド、やっぱり(笑)をつけるとその効き目はあるナ、それなりに役に立っているんだ」と、妙に納得した記憶があります(笑)。
 メールなどでも、こちらの感情表現をするために(^_^;)などをつけることがありますが、無機質なメール文章に潤いを与える効果があるようです。
 それにしても(笑)をつけるノウハウは、誰が最初に始めたんでしょうね?


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2006年11月18日

ナナロク世代

 今日、「SEO(Search Engine Optimization:サーチエンジン最適化)対策セミナー」に参加してきました。ホームページがGoogleなどで検索されたときに、できるだけ最初のほうに表示されるようにするためのセミナーです。
 この講師を務めた人は、ちょうど30歳でした。いわゆるナナロク世代(1976年前後に生まれたネット起業家のこと)にあたります。ソフトバンクの孫正義社長らをネット時代の「第1世代」とすると、楽天の三木谷浩史社長やライブドアの堀江貴文前社長らは「第2世代」、そしてナナロク世代は「第3世代」と言われております。
 著名なところでは、(株)mixi(ミクシィ)の笠原健治社長や(株)はてなの近藤淳也社長がいずれも75年生まれ。フォートラベル(株)の津田全泰社長が76年生まれとなっております。

 今日の話を聞いて感じたことは、やはり「戦い方が変わってしまった」ということ。実は明日(日曜日ですが)、「経営革新塾」なるものの講師を務める予定ですが、その際に、今日の事例をお話したいと考えました。
 今、社長をされている方はおそらく40代後半から60代くらいの方がほとんどでしょうから、明日の「塾」に来られた社長には、「経営革新したいなら、一刻も早く30歳前後の人に権限と予算を与え、近未来のビジネス構築に取り組んでください」と伝えるつもりです。
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2006年11月17日

中高年営業マン

 会社は別でしたが、昔一緒に仕事をしたことのある知人に会いました。その人は私より数年年上で、あと何年かで定年を控え、今、4社目の職場で働いておりました。
 今の会社は半年ほど前に入社したそうで、この半年間内勤で社全体の動きを理解する時間が与えられたようです。
 もともとは営業畑が長い人でした。「お久しぶり」の挨拶のあと、飛び出した言葉が「いやぁ、やっと外に出られたよ」でした。「どうも、社内に閉じこもっているのは息が詰まりそう」という気持ちは、わかる気がします。

 次の話題が携帯電話でした。営業で外回りをするにあたり、持たされたとのこと。そして、携帯メールで報告・連絡をするのだそうです。「これには参った」と、彼は言います。
 ブラインドタッチで携帯メールを送信できる今の中高生ならともかく、我々中高年は、この面では完全に「落ちこぼれ」といってもよい状態に置かれています。
 それでも彼は、「オレも孫ができてジジィになった」と言いながら、携帯電話のカメラで写した孫の写真を見せてくれました。頑張れ!中高年営業マン!!
posted by のほほん at 22:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

イタリアで逮捕される話

 またまた、驚いた話を聞きました。今日、窓口に獣医さんのご夫妻がやって来ました。動物病院を開業するのだが、「病院名をどのように決めたらよいか?」という相談でした。
 自分の好きなように決めれば…とも思うのですが、ご本人が悩んでいる理由も分かる気がしました。そこで、事業コンセプトやブランド構築の際に使用する私なりの手法を使い、一緒に考えることにしました。

 その途中で、「日本では、ペット動物を巡る環境があまりにも儲け主義に走りすぎている」という話になりました。
 相談者は海外数カ国での生活経験もあり、イギリスでは、そもそもペットショップは無く、ブリーダー(繁殖業者)が「この人はちゃんと世話をしてくれる」と認めた人にだけ動物を渡すとのこと。これは、私も聞いたことがありました。
 ところが、「イタリアのミラノでは、犬を飼っている人は、1日3回散歩させないと逮捕される!」と言われ、私は思わず「本当!?」と訊き返しました。
 すると、「逮捕は言いすぎでした。ただ、そのような法律があり、罰則もある」のだとか。。。お国が違えばこんなにも違うものなのですね!
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2006年11月15日

一杯のかけそば

 以前に、「一杯のかけそば」というお話が話題になったことがありました。それをもじって次のようなクイズを考えてみましょう。

 札幌の、あるそば屋さんでのお話である。ある年の大晦日、寒さ厳しく店のお客もとだえたので、女将は「そろそろ店を閉めて、みんなでテレビでも見ましょうよ」と言った。
 店員さんが、暖簾をはずしにかかったちょうどその時、小さな子供を連れて通りがかった一人のご婦人が、「かけそば一杯でいいのですが、できないでしょうか?」と尋ねた。
 本当は、まだ火種も落していなかったので、すぐにも注文に応じられたのだが、店員はテレビを見たい一心から、無下にも断ってしまった。

 もしもこの時、店員が注文に応じていたら、たとえ“かけそば”一杯でも、いくらか儲かったはずである。
 ところで、このそば屋の主人は、“かけそば”一杯の損益の見積りを次のように見当をつけていたとしよう。
  売 価・・・・・・・・・・・・・・・500円
  原 価・・・・・・・・・・・・・・・400円
   (内訳)
   材料等の比例費・・・150円
   人件費(月給)・・・・・150円
   その他諸経費・・・・・100円
  利 益・・・・・・・・・・・・・・・100円

 さて、このそば屋さん、“一杯のかけそば”の注文を断ったことによって、いくら儲けそこなったでしょうか?
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2006年11月14日

廃業の提案

 これまで、新規創業に関したお話は時折書いてきましたが、当然ながら、中には逆のケースもあります。
 3年ほど前のことですが、一人の中年女性が相談に来られました。ご主人がラーメン店を営んでいるのだそうです。
 そのラーメン店は、化学調味料を使わず、煮干でダシをとっており、麺も自前の麺を提供しているとのこと。また、具に使う野菜なども有機栽培のものを使用し、安心・安全に拘った店として開店されたようです。
 しかし残念ながら、思ったほどお客さんが入らず、毎月毎月赤字続きでどうしたものか?という相談でした。

 あるコンサルタントの人に相談したら、「もっと思い切ってPRしないとダメ」と言われ、店の看板を大きな目立つものにしたり、チラシを積極的に配るなどしてみたが、やはり思わしくないとのことでした。私は、毎月の収支を具体的に確認させていただきました。また、立地についても、できるだけ詳しく聞かせてもらいました。
 しかし、どう考えても採算がとれる見込みが立たないのです。相談に来られたご夫人は、「今、パートに出ているが、パートを辞めて店を手伝うようにし、出前に力を入れようか」とも考えたとのこと。しかし、私の計算では、今のままパートを続けていたほうが収入は多いように思われました。

 いくら客が来ないと言っても、お昼時の1時間ほどは席がいっぱいになります。そのため、片付けや食器洗いなどに、昼間の2〜3時間はパートさんを使っているとのことでした。そのパートさんには、「辞めてもらうかもしれない」と仄めかせており、その決断をして本人に告げるべき期日も迫っておりました。
 いろいろ考えたあげく私は、店を閉めることを勧めました。こうした提案はなかなかし辛いものなのですが、色々と聞き出した中から、わずかな望みが見出せたからです。
 それは、ご主人が第二種運転免許を持っていると聞いたからです。そして、実際に短い期間ではあったが、タクシードライバーをしていた時期もあったとのお話が決め手になりました。

 これで「メデタシメデタシ」とは、とても言えないことはわかっています。しかし、今のままでは出血(赤字)のし通しであることは明らかです。ご主人が好きで始めたラーメン屋さんだったことは事実でしょうが、いつまでもこのまま続けられるはずはありません。 
 かと言って、どこかのラーメン店か飲食店等に雇ってもらえるかとなると、年齢的にも、まず難しいと思われます。しかし、タクシーならば、とりあえず就職先は見つかりそうです。店を畳むことで、とりあえず出血は止まります。

 タクシードライバーも決して楽でないことはわかりますが、少ないながらも固定給部分があり、幸いにもご主人は経験者でした。奥さんもパートを続け、二人で働けば、少なくともこのままラーメン店で赤字を続けるよりはマシでしょう。
 相談に来られたご夫人は、「主人を説得してみます…」と言って帰られました。その後の話は聞いておりませんが、きっとどこかで頑張っておられることと思います。
posted by のほほん at 22:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

公務員から起業家へ

 今朝9時きっかりに、一人の相談者が窓口に来られました。自分のビジネスプランを評価し、アドバイスが欲しいとのことでした。聞けば、この3月までの4年間、警察官をされていたとのこと。そしてそれ以前の4年間も自衛隊員だったそうです。
 どうしてまた民間で事業を始めようとしたのか、尋ねてみました。すると、「実は実家は商売をしているので、自分も公務員よりも性に合う気がする」というのです。それはそれで、わかる気がしました。

 ところで、どんなビジネスをするのでしょうか? 彼曰く、「マーケティング調査のようなこと」との答えでした。彼は二つほどプランを用意していました。
 一つ目は、どうにも可能性の少ないプランでした。「ビジネスの可能性として、何点くらいですかね?」と聞かれたので、「まぁ、20点くらいでしょう」と答えました。
 二つ目のプランは、もう少し面白い(可能性のありそうな)ものでした。こちらのほうを、より具体的に検討させていただいたわけですが、数字面の計画がどうも今ひとつなのです。
 彼は、「自衛隊でも、警察でも、厳しく訓練されましたので、辛口で指摘していただいて結構です!」と言います。私は、ひとつ一つ細かな点も問い詰めながら(まるで警察官が捜査をしているように!?)チェックしてゆきました。「ありがとうございました!」と言って、彼は帰って行きました。

 そこでふと思い出したことがあります。仕事がらみで参加しているある研究会のことです。その会の会計係を務めているのは、自衛官OBの方でした。有志が集まっての研究会なので、メンバーが持ち寄った年会費で運営されています。毎回分担で、各自が勉強してきたことを発表し合うのですが、掛かった費用は立て替えておき、会費で精算します。
 その会計係の人は、口癖のように「掛かった費用はどんどん申告してくださいよ」と言います。しきりに言うものですから、気になって色々考えてみました。
 そこで一つ思い当たったことがあります。それは、公務員の人は、「予算は使い切るもの」という発想がありそうです。「予算を余すと、翌年の予算額が減らされる」ことがあるからです。
 ところが、民間の人は、「経費はできるだけ掛けない。予算が余れば、次年度に回して大事に使う」という発想をするはずです。お金の使い方の発想が180度逆な訳です。
 今日相談に見えた元公務員の方の、数字面の計画にどことなく違和感を覚えたのは、どうやらこうした発想で出てきた計画だったからなのかも知れません。
posted by のほほん at 21:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

老後のモデル像

 久しぶりに、長年お世話になった“師匠”とも言える人を訪ねてきました。駆け出しの頃、MG研修のお供で全道を一緒に回らせていただいた方でした。 お年は既に80歳を過ぎておられますが、奥様ともどもお元気そうで、何よりでした。
 お邪魔したら、さっそく書斎に招き入れられ、四方山話に花が咲きました。数年前からご自分のホームページを作っておられたのは存じ上げていましたが、近頃はブログを書いているとのこと。「これは家族用」、「こちらは自分用」と、二つのブログを書いておられました。

 家族用は、遠く離れて暮らしておられる娘さんや息子さんご一家と、日々の生活状況を報告し合うのにとても重宝されているとのことです。また、お孫さんとのメール交換も楽しいもので、インターネットの使い方も「腕が上がった」と、うれしそうでした。
 「ホームページとブログに載せる写真を撮りに出かけたり、毎日けっこう忙しいよ」。…健康の秘訣かもしれません。
 海軍で戦地に赴いた経験もある方で、戦争の話は以前に一度だけお聞きしたことがありますが、多くは語られませんでした。今は書を読み、ブログを書き、ネットを通じたお孫さんとの交流など、「私の老後も、かくありたい」と思う、お手本のような方です。
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2006年11月11日

高齢社会の行方

 今日は、私が所属しているシルバービジネス研究会でセミナーを行いました。「介護保険制度改正によるシルバービジネスへの影響と課題」をメインテーマとし、三つのサブテーマについて3名の講師がお話しました。ご存知の通り、我が国の高齢化率は既に20%を突破しました。(高齢化率に関しては、よみうりテレビ・道浦俊彦の「平成言葉事情」が、参考となるでしょう。http://202.247.5.162/announce/kotoba/back/2601-2700/2621.html

 さて、高齢社会における暮らしがどのようになるかは、直接、わが身に関わる問題として、非常に関心があります。ご自分はまだそこまでの年代に至っていなくとも、父母や祖父母の介護問題は、ほとんどの読者の方が既に関わりのあることではないでしょうか?
 平成12年に導入された介護保険制度は、5年を経過し、大幅な見直しが行われてこの4月(一部は昨年10月)より実施されております。
 相談窓口で私は時折、介護事業を始める方や既にやっておられる方、そして介護事業所で働いている方の相談に乗る機会があります。その状況から痛感することは、「このままでは、とても豊かな老後など送れない!」ということです。「“豊か”どころか、一部の裕福な人たちを除き、おおかたは“悲惨”な老後を過ごすことになるのではないか!」ということです。

 介護保険制度ができたそもそもの経緯は、国民医療費の急激な増加が問題となり、その負担を軽減する方策として導入されたと考えることができます。平成18年版「高齢社会白書」によれば、我が国の国民医療費は国民所得の伸びを上回る伸びを示しており、平成15年度の老人医療費は約11兆6,523億円で、国民医療費に占める割合は36.9%となっているとのこと。
 こうした背景に基づき国は、社会保障審議会医療保険部会等で検討を行い、平成17年10月には、「医療制度構造改革試案」を公表。さらに、その後、医療費の適正化を総合的に推進し、超高齢社会を展望した新たな医療保険制度体系を実現することなどを柱とする「医療制度改革大綱」が同年12月1日に政府・与党医療改革協議会において決定され、この具体化を図るべく、「健康保険法等の一部を改正する法律案」を第164回国会に提出し、平成18年6月21日に成立しております。

 「高齢社会白書」には、高齢者の経済生活や意識に関する調査結果についても述べられております。国が高齢者対策を検討する場合、その「顧客」である高齢者のニーズ把握に努めることは正しいことです。
 問題は、その対策を実施するにあたり、実際に介護サービス等を提供する事業者の経営が成り立たないようでは、対策は成果を上げ得ない訳であり、現在はどうもこの視点が抜け落ちている気がしてなりません。
 個人的な関心から、この夏、市の保健福祉課等を尋ね歩いたことがありますが、残念ながら、介護事業所の“経営”を考えている部署は無いようでした。シルバービジネス研究会では来年度、なんとか介護事業者の経営実態を調査し、改善の方向性を見出す作業に取り組んでみたいと考えております。
posted by のほほん at 23:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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