2006年10月31日

人間のものさし

 全国の高校で、必修科目の履修漏れが問題となっております。受験に直接関係のある科目に学習時間を多く割き、あまり関係のない科目を学習させなかったということでした。 
 これに関連して、今朝のとあるテレビ番組のレポーターが話していた言葉が印象に残りました。それは、「真面目に必修科目を勉強した生徒は、皆が学ばなかった勉強ができて得したと思えばいい」というものです。
 立場を置き換えれば、仮に未履修がバレずに大学受験に成功した人にしてみれば、「必修科目を勉強せずとも受験に合格できたので得をした」ということになるのかもしれません。
 これに似たようなことは、経営の現場でも多数存在します。否、経営のみならず、この世の中あまねく存在すると言っても過言ではないでしょう。

 そこで思い出すのが、次の言葉です。
「そんかとくか人間のものさし、うそかまことか佛さまのものさし」…これは、1924年足利市に生まれ、1991年12月、67歳で逝去された書家で詩人の相田みつを氏の言葉です。
 人間というものは(私を含め)、何かにつけて「損・得」を意識して生きているなぁとつくづく考えさせられました。
 正に至言だと思います。私はこの言葉を、ある方から頂いた「トイレ用日めくり」で知ったのですが、その日めくりの本日31日のページには、「願(がん)を持ちましょう “願”と“欲望”とは根本的に違います。わずかなお賽銭を挙げて、それも年一回の初詣の時ぐらいで、“家内安全。商売繁昌。お金がいっぱいできますように−”なんてね。こういうのは個人的・私的な欲望です。それをわたしは否定しません。わたしも同じですから。…」と述べておられます。
 これを読んでほんとうに救われた気持ちになるのですが、常日頃、「損・得」で生きている私たちだからこそ、たまには「嘘か誠か」に思いを馳せ、そして「“願”を持つ」ことが大事なのでしょうね。
posted by のほほん at 22:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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